ディスクの「アロケーションユニットサイズ」は各ファイルを構成する最小単位で、ストレージ効率とシステムパフォーマンスに直接影響します。大きなアロケーションユニットは読み取り速度を向上させますが、ストレージ容量の無駄を招く可能性があります。例えば、512バイトのファイルの場合、アロケーションユニットが512バイトであれば512バイトのストレージ容量を占有しますが、513バイトのファイルの場合、アロケーションユニットが512バイトであれば1024バイトのストレージ容量を占有することになります。

Eagleの特有なストレージ構造により多くの断片化された小さなファイルが生成されるため、ハードディスクのファイルシステムはNTFS形式を選択し、「アロケーションユニットサイズ」をデフォルトの4k（4096 kb）に設定することをお勧めします。これにより、ハードディスクの不要な容量損失を大幅に削減できます。

従来のFAT32形式がサポートする最大ファイル数は非常に限られていますが、NTFS形式はほぼ無制限の数のファイルをサポートできます。

アロケーションユニットサイズの確認と設定手順

以下はディスクの「アロケーションユニットサイズ」を確認する詳細な操作手順です：

Windowsキー + Eキーを押して「ファイルエクスプローラー」を開きます
左側のファイルナビゲーション領域で「PC」を見つけ、クリックしてサブディレクトリを展開し、確認またはフォーマットしたいハードディスクを選択します。例えば、Eドライブをフォーマットしたい場合は、「E:」を右クリックします
ポップアップメニューで「フォーマット...」を選択すると、ハードディスクをフォーマットするウィンドウが開きます
フォーマットウィンドウで、ファイルシステムタイプ（NTFSなど）とアロケーションユニットサイズ（デフォルト設定の4096 kbサイズの使用を推奨）を設定できます

注意事項

フォーマット操作はハードディスク内のすべてのデータを削除するため、フォーマット前に重要なファイルをバックアップしてください
Eagleライブラリを保存するハードディスクには、NTFSファイルシステムと4096 kbのアロケーションユニットサイズが最適な選択です
外付けハードディスクを使用している場合は、NTFSファイルシステムをサポートしていることを確認してください

ハードディスクの「ディスク割り当て単位サイズ」設定を確認