「ライブラリパスの権限に異常が検出されました」というエラーが表示される場合、これは通常、アプリケーションがライブラリ内のファイルを作成または編集する権限を持っていないことを意味します。

この状況に遭遇した場合は、以下の手順でトラブルシューティングを試してください：

ライブラリフォルダが「読み取り専用」になっていないか確認してください。
ライブラリフォルダの「セキュリティ」設定を確認してください。現在のユーザーがそのパスに対して「フルコントロール」権限を持っていることを確認してください。

Eagleがファイル/フォルダを作成できない、または編集や追加に関する権限の問題が発生する場合、以下の状況に関連している可能性があります：

ネイティブ形式以外のハードドライブ使用（APFS、HFS+）

ハードドライブがNTFS形式でフォーマットされている場合、この形式は読み取りのみをサポートし、書き込み操作はサポートしません。詳細については、こちらをご確認ください：macOSとWindows間の外付けハードドライブライブラリの互換性について。ハードドライブの形式をAPFSまたはHFS+に変換することをお勧めします。これにより通常問題が解決されます。
サードパーティのハードドライブプラグイン使用

Tuxera NTFSやParagon NTFSプラグインを介して異なるオペレーティングシステム間でNTFS形式のハードドライブを使用している場合は、プラグインが最新であることを確認してください。ただし、これらのプラグインによる性能低下の可能性を避けるため、macOSでの使用はお勧めしません。詳細な理由については、こちらをご確認ください：なぜ macOS システムでの Tuxera NTFS / Paragon NTFS の使用を推奨しないのでしょうか？
外部ハードドライブのハードウェア問題

ネイティブ形式でフォーマットされた外部ハードドライブを使用しているにも関わらず問題が発生する場合は、使用しているUSB延長ケーブルが不安定でないか確認してください。外部ハードドライブを直接コンピュータに接続してみることをお勧めします。
不正確な権限設定

上記のいずれの状況にも該当しない場合は、ライブラリフォルダの権限設定が不正確である可能性があります。以下の方法で確認できます：
- ライブラリフォルダを右クリック > 情報を見る、でファイルが「ロック」に設定されていないか確認し（チェックを外してください）、コンピュータにログインしているユーザーがそのパスに対して「読み/書き」権限を持っているかどうかを確認してください。
- 「Finder」を使用してライブラリフォルダを開き、他のフォルダからファイルをコピーしてこのパスに貼り付けてみてください。また、このパスにフォルダを作成してみてください。

Eagleを開いた後、「ライブラリパスの権限に異常が検出されました」というプロンプトメッセージが表示されます