Eagleは、素材コンテンツのライブラリを作成・保存するためのローカルアプリケーションです。これらのライブラリは、ソフトウェアが読み取り・表示できるよう、ローカルハードディスクに完全に保存される必要があります。なお、Eagleには同期機能はありませんし、プロダクトシリアル番号はソフトウェアのアクティベーションのみに使用され、その他の機能はありません。

ライブラリ移行手順

新しいコンピュータで旧デバイスのライブラリを使用するには、まず旧コンピュータ上のライブラリをバックアップする必要があります：

ライブラリをzip形式フォルダに圧縮する：ライブラリは多層構造と大量のファイルを含むため、転送前にすべてのファイルが完全にスキャンされていることを確認し、転送の中断を避ける
コピー＆ペースト方式でバックアップする：データ転送プロセス中のシステムやハードディスクの障害を防ぐ
確認後に削除する：ライブラリを新デバイスに移行した後、内容が完全であることを確認してから旧デバイス上のライブラリを削除する

移行プロセスを高速化する提案

ライブラリのサイズが大きい場合は、以下の措置により移行を高速化できます：

ハードウェア性能を向上させる：HDDハードディスクの代わりにSSDハードディスクを使用することで、読み書き速度を大幅に向上させることができる
圧縮設定を調整する：ライブラリをパッケージ化する際、「保存」の圧縮レベル（パッケージ化のみで圧縮しない）を選択することで、大幅な圧縮時間を節約できる

外付けハードディスク使用時の注意事項

ライブラリを外付けハードディスクに保存することを選択した場合は、異なるシステム間でのハードディスクフォーマットの互換性にご注意ください：

新デバイスでEagleを使用する

新デバイスにEagleソフトウェアをインストールする、ダウンロードは公式サイトから
インストール完了後にソフトウェアをアクティベートする（プロダクトシリアル番号は複数のデバイスで回数制限なく使用可能）
ソフトウェアメニュー「ライブラリ」＞「ライブラリの切り替え」から、ライブラリフォルダを選択する

重要な注意事項

デバイスの故障や誤操作によるデータ損失を防ぐため、ライブラリファイル、写真、メール、重要文書を含む重要なデータの定期的なバックアップをお勧めします。詳細なバックアップ方法については、Eagleライブラリのバックアップ方法をご参照ください。

新しいコンピューターで既存のEagleライブラリにアクセスする方法