コンピュータの交換や使用環境の変更が必要な場合、以下の手順に従って整理済みのEagleライブラリを新しいデバイスに完全に移行して継続使用できます。

旧デバイスの事前準備

ライブラリのバックアップ：まず旧コンピュータでライブラリフォルダの完全バックアップを確実に行ってください。ライブラリフォルダをzip形式に圧縮し、すべてのファイルと構造が完全であることを確認することをお勧めします。データ転送プロセス中の問題を防ぐため、コピー＆ペースト方式で操作してください。詳細な操作については以下を参照してください：Eagleで保存したコンテンツをバックアップする方法
バックアップライブラリの転送：以下の2つの方法でバックアップしたライブラリファイルを新しいコンピュータに転送できます：
- 外付けハードドライブ：圧縮したライブラリを外部ストレージデバイス（外付けハードドライブなど）にコピーし、新しいコンピュータに接続します。ハードドライブとシステムの互換性問題にご注意ください：外付けハードドライブのライブラリがmacOS / Windowsシステムで同時使用できない
- クラウドストレージサービス：Dropbox、Google Driveなどのクラウドストレージサービスを使用して、ライブラリをアップロードし、新しいコンピュータでダウンロードします。

新しいデバイスでの使用再開

インストールとアクティベーション：公式サイトにアクセスして新しいデバイスに対応したEagleインストールパッケージバージョンをダウンロードし、購入したEagleシリアル番号を使用してソフトウェアのアクティベーションを完了してください。
ライブラリのインポート：準備したライブラリバックアップファイルを新しいコンピュータに接続/ダウンロードします。ライブラリをzip形式に圧縮してバックアップした場合は、まず解凍してください。
ライブラリの読み込み：新しいコンピュータでEagleを開いた後、ソフトウェアメニューから「ライブラリ」＞「ライブラリの切り替え」を選択して、移行したライブラリフォルダを読み込みます。
注意事項：互換性の問題を避けるため、両方のコンピュータで同じバージョンのEagleソフトウェアを使用していることを確認してください。新しいデバイスで移行後のライブラリコンテンツが完全に正常に使用できることを必ず確認してください。

ライブラリの削除：旧コンピュータのライブラリフォルダを完全に削除し、ファイルコンテンツの安全を確保します。
Eagle使用記録のリセット：旧デバイスのEagleキャッシュと使用記録をクリアして、製品アカウントの安全を保護し、次にそのコンピュータを使用する方にクリーンな環境を提供します。具体的な操作手順についてはこちらの記事を参照してください。
ソフトウェアログファイルのクリア：旧デバイスがmacOSシステムの場合、システム環境下のソフトウェアログファイルもクリアする必要があります。具体的な操作手順についてはこちらの記事を参照してください。

上記の手順を完了すると、新しいデバイスでEagleソフトウェアとライブラリコンテンツをシームレスかつ安全に継続使用できるようになります。